• グライダーとは?

    グライダーは、飛行機のように動力をもたないため、自分で離陸することができません。

    そのため、ウィンチや他の飛行機で引っ張ってもらい離陸し、高度300m~600m位で切り離して滑空をはじめます。そして上昇気流に乗る事により高度を獲得したり、長時間飛んだり、又、遠くに行ったりすることができます。

    構造が簡単で故障が少なく、趣味の乗り物として使うのに適しています。

  • グライダーの楽しみ方は?
    • いうまでもなく空中に浮揚すること

    わずかな風きり音とともに風防一杯に広がるパノラマはきっとあなたを虜にするでしょう。 ましてや一人で自由自在に操縦できるようになれば、ヨロコビも格別です。

    • 長時間の滞空に挑戦する

    グライダーには動力がありませんから、上手に操縦して上昇気流を捕まえないとあっという 間に着陸してしまいます。そこが動力で飛んでいる飛行機と大きく違う所で、スポーツ性の 高い趣味といえるでしょう。グライダーと飛行機の関係は、例えればヨットとモーターボートの関係に似ていると思います。 気象条件が良ければ5時間以上も滞空できることもあります。

    • 高度記録に挑戦する

    うまく上昇気流に乗れば2000m位まで上昇できることがあります。ちなみに日本記録は何と9000m。旅客機の飛行する高度です。

    • 距離飛行に挑戦する

    日本では地形的制限(不時着場が少ない)から少々難しいですが実際に行われています。 また、オーストラリアやヨーロッパでは日常的に300km、500kmもの距離飛行が行われています。 当クラブでも 多くの人がオーストラリアで腕を磨いてきました。

    • アクロバットに挑戦する

    動力のないグライダーでも位置エネルギーを運動エネルギーに変えることによって、宙返りや背面飛行などの曲技飛行を行う事ができます。

  • 免許は?

    よくある質問です。グライダーは航空法で定める所による飛行機、ヘリコプターと同じ 航空機の仲間で、操縦するには運輸大臣の発行する”自家用操縦士滑空機上級”という資格が必要になります。

    また、グライダーそのものの方は、年一回、車の車検に相当する「耐空検査」を受けて合格しなければ飛行できません。

  • 誰でもできるの?

    基本的には”YES”といって良いでしょう。

    個人差はありますが、誰でも十分なトレーニング をつめば一人で飛べるようになります。

  • 練習のしかたは?

    まず、免許のない人がグライダーを操縦練習するには、運輸大臣の発行する”操縦練習許可書”というものを取得しなければなりません。

    これは14歳以上の健康な人(極端な近視、高血圧等がない人)であれば誰でも取得することが出来ます。ただしここで必要な身体検査は健康保険が効きません。費用については 航空身体検査指定機関の指定航空身体検査医にお問合せください。

    許可書を取得すると、二人乗りの練習機に教官と一緒に塔乗して操縦練習をすることができます。

  • 費用はどれくらい?

    当クラブ正会員の場合の費用は以下のようになっています。

    入会金 30000円
    年会費 24000円 入会月から翌3月までの月割りで支払い
    塔乗料
    (正会員料金)
    1500円 1回10分まで均一
    11分目から100円/分

    ※例として、1日に2回、5分と25分のフライトがあった場合は、(1500)+(1500+100*15)=4500円となります。

  • 活動日は?

    基本的には毎週日曜日ですが、ゴールデンウィークやお盆休みの連続訓練(3日間程度)や土曜・祝日の希望者フライトをすることもあります。

    ただし冬は遠州地方独特の西風が強く飛べない日もあります。

    フライトの有無についてのお問い合わせはお気軽にどうぞ。

  • 一日のスケジュールは?

    季節、気象条件によって異なりますが、概ね以下のとおりです。

    08:00~ 集合
    機体の輸送組み立て
    ウインチの設置点検等
    10:30頃~ 飛行開始
    12:30頃~ 昼食
    17:00頃 飛行終了(冬季は16:00頃)
    撤収作業開始
    18:00 解散(冬季は17:00頃)
  • 運営方法は?

    日本のグライダー界は一部を除き営利目的のものはなく、ほとんどはボランティアで成り立っています。つまり、グライダーによって誰かが儲けることはなく、クラブ員が労力や技能を出し合って運営しています。会費や塔乗料は機体や機材の整備、ガソリン代、消耗品の購入等にあてられます。

    当クラブの場合、機体・ウィンチ等の主要機材は中日新聞社の持ち物であり、それを借用して運営しています。

  • どれくらいで一人で飛べるようになる?

    個人差はありますが早い人で2年弱、回数にして80回~100回位です。さらに技能証明の取得を目指す人はもう2年といった所でしょうか。

    ただし、技能証明の取得は最終目的ではなく長いグライダーライフの単なる通過点に過ぎません。

  • クラブ員の義務は?

    訓練日には飛ぶ事のほかにいろいろ仕事があります。

    • 機体押し(グライダーは自力では動けません)
    • ウインチマン(ウインチの操作をする人)
    • 発航時の見張り(第三者に対する安全確保)
    • リトリブ(ウインチが巻き取ったケーブルを出発点まで戻す人)
    • ピスト(機体の運行管理をする人、いわば管制官)

    また、飛べない日には 以下のような仕事があります。

    • 草刈り、ゴミ拾い等の滑走路整備
    • 機体、機材の整備

    他にも、クラブ員はそれぞれの技能や得意分野を生かしてクラブの運営に貢献しています。一部の業務を除けば誰でもできる事ばかりなので積極的に手を貸してください。

  • クラブ員にはどのような人がいるの?

    ざっくりと以下のような構成で、近隣地域の様々な職業の方が参加しています。平均年齢が上がりつつありますので、若い方も大歓迎です。

    • 人数 : 実動約10名
    • 年齢 : 40歳~70歳
    • 職業 : サラリーマン、自動車修理業、医療関係者、教師、リタイアした人など