河川敷の工事が無事に予定居通り進み、滑空場でのフライトが再開できました。

情報源にもよりますが天気予報ではかなり強い横風成分が予想されていたため、朝集まった段階ではフライトをする代わりに来週以降のフライトに備え草刈りをする準備をしていました。
ところが、浜北滑空場は風向の異なる風がぶつかるあたりにあるらしく風はそれほど強くなかったので、急遽フライトをすることに。草刈りと並行して機体の準備を進めます。
先週まで整備を行っていたクラブの複座機、プハッチの耐空検査(車で言うところの車検)を行います。写真は耐空検査員の質問に答える整備士のクラブ員Hさん。
航空機は整備を行った人が整備後のテストフライトを担う事が多いです。今回もクラブ員Hさんが前席に乗って飛び立ちました。
その他に、特定操縦技能審査(技能証明=車で言うところの免許を持っていても、2年に1回知識と技量のレビューをする制度)のフライトもありました。管理人Tomも審査フライト後に技能審査員のMさんとパチリ。
クラブ員Sさんも審査フライトを受けました。二人とも審査合格だったので、明日以後2年間は機長すなわちフライトの責任者としてグライダーを飛ばす事が出来ます。
上空は2方向の風がぶつかった結果として帯状の上昇風(コンバージェンスと言います)が発生し、その存在を示す雲が見て取れました。丁度これがタイミングよく滑空場の真上に来た時に飛ぶことができた機体は、上昇気流を掴んで滞空することができていました。

間もなく梅雨入りですが、その前にフライトすることができ、思わぬ収穫の有った週末でした。

以上、管理者Tomでした。