朝から小雨のぱらつく中、耐空検査に向けた整備を本日から開始しました。

この耐空検査とは、車で言うと車検のようなものです。整備作業は航空整備士の資格を持つクラブ員Hさんの指導のもとみんなで行い、きちんと整備がなされてグライダーが問題なく空を飛べる状態かどうか滞空検査員の承認を受けることになります。

車の車検と異なるのは、機齢に関わらず年に一回の受審が必要なこと。

当クラブの機体は2機とも梅雨明けの時期に耐空検査を設定し、梅雨時はどうせ飛べないので整備にいそしみます。

今年はいろいろとやることがあるので、少し早めですが受審予定日1か月前の今日から整備に入りました。

まずは基本の機体清掃と可動部の給油ですが、シート・キャノピーまで外して徹底的にやります。アイキャッチ画像は単座機ASW28のキャノピーを外したところ(キャノピーを外すと計器盤のカバーも一緒に取れてしまいます)で、下の写真は複座機プハッチの前後席。

今年もクラブ員Kさんの工場を使わせてもらい、雨をしのげるだけでなくエアーも電気も水道も使える素晴らしい環境で2機同時に整備ができます。日本全国のクラブの中でも、かなり恵まれた整備環境ではないかと。ありがとうございます!

夕刻になり、とりあえず本日の作業は終了。今のところ「何じゃこりゃぁ」的な問題は起きておらず、順調に作業は進んでいます。

機体を片付けて来週以降の予定について話していると、最近工場に出入りしているというお猫様が登場。不審者がいっぱいお邪魔しており居心地が悪かったことでしょう。すみませんでした…。

来週以降も引き続き整備です。

サイト管理者 Tomでした。