今日は独りで駐機場に行き、大工仕事を行いました。

冬場はアイキャッチ画像の天気図(出典:気象庁ホームページ)のような西高東低の気圧配置のため毎日のように強い西風が吹き、なかなか飛ぶことができません。何とか飛びたいと思いギリギリまで最終判断を遅らせるのですが、結局「やっぱり今週末もノーフライトです」と告知をせざるを得ませんでした。

風は強くてもフライト以外の作業は可能なため、家で下ごしらえをしてから駐機場に向かいます。

まずは、ちょっと建付けが悪く脚がグラグラしていた翼根馬の補強。グライダーの主翼は取り外しが可能なのですが、トレーラーから降ろして格納庫に仕舞おうとすると、片方だけでも長さ7~8メートル&前後の長さ(翼弦といいます)1~1.5メートル位あるため、平たく置くと専有面積がスゴイことになってしまいます。そのため、翼根(翼の胴体側)から突き出ている桁を台に乗せて、左右2枚の翼を「前へならえ」のように立てて格納庫に収納します。

翼は重さが片方で60~80kg位あるので、代はしっかりしたものでなくてはなりません。しかし、少しねじ穴が広がってしまったのか、ぐらつきが目立つようになり使用を禁止していました。

今回の作業では、写真のように2本の脚の間に板を打ち付けて剛性をアップさせました。ちょっと重くなりましたが、かえって安定性が増したと思います。

また、こんなものも作りました。

これは椅子ではなく、水タンクを載せる台です。これまで椅子に載せたり脚立に載せたりしていただのですが、座りが悪くグラグラしていたので専用の台を作りました。これで、新型コロナウイルス感染対策の手洗いもより一層やり易くなることでしょう。

で、車両に収納するときは広げた脚をすぼめることができます。椅子と工具箱の隙間に脚を入れられるようにするためです。安定性と引き換えに狭いスペースに押し込むことができ、これまでのように水タンクを工具箱に直接載せなくてよくなりました。水タンクは最大で20kg近くになるわけで、工具箱が金属製だとしてもちょっとダメージが心配、という事で作成してみました。

他にも、チョコチョコと格納庫内の片づけをして、本日の作業は終了としました。もう少しで冬も終わりなので、早く風もコロナウイルスも落ち着いてフライトを楽しめるようになってほしいものです。

サイト管理者Tomでした。