梅雨の晴れ間の週末はおいしそうな雲が浮かぶ空でしたが、EGCは耐空検査整備の2日目でした。

汗やほこりで汚くなってしまったラベルは、剥がして新しいものに交換してしまいます。

最近単座機ASW28のフライトコンピューターが不調で使えないのですが、引込脚の出し忘れ警告アラームもそのフライトコンピューターの機能を使っていたので、とりあえず警告アラーム機能だけを簡易な回路として実装しました。クラブ員Nさんが、「こんなのできないですかね…」と相談を受けてからたった一週間で用意し取り付けてくれたものです。恐るべき手際の良さです。

M会長が動作確認を行い、要求通りのタイミングで警報アラームが作動することを確認します。問題なく作動し、OKとなりました。

こちらは複座機プハッチの曳航索取付用フック周辺の保護用ゴムを修繕中です。

クラブの整備士であるH主任教官が、清掃注油の済んだ各部を確認して回っています。順調な進捗で、予備日に食い込むことなく来週末には機体の計測を実施できそうです。

アイキャッチ画像のASW28の足元に何げなく落ちていた丸い物体。これはクラブ員Kさんが最近購入したE-2A(米軍機)のエンジンの蓋。最近クラブ員Kさんの工場には、このような米軍放出品があふれています。

梅雨時期とは思えない湿度の低さと強めの東風のおかげで、今日の作業は涼しい中順調に進めることができました。機体をトレーラーに仕舞い、来週末の作業に備えます。皆さんお疲れさまでした。

サイト管理者Tomでした。