今年も耐空検査(車で言うところの車検)の季節がやってきました。

整備士でもあるH主任教官の指揮の元で、猛暑に耐えながら6月は整備を行ってきました。

クラブ員Kさんの工場を週末使わせていただき作業します(いつもありがとうございます!)。
機体を持ち上げ、ブレーキ整備を行うクラブ員Mさんと見守るH主任教官。
クラブ員Yさんは緩んでしまったバッテリーの配線を付け直しています。
冒頭のアイキャッチ画像は、ペイントクラックが見つかった主翼前縁のペイントをはがすクラブ員Kさん。
検査の結果、ペイントの下の構造材にダメージは無かったのでペイント(ゲルコート)を塗り直します。写真のように、プロの設備と腕前であっという間にきれいに塗装が終わりました。
整備の終わった機体を屋外で組み立て、計測を行います。
秤に乗せて重量測定をする単座機ASW28。
今度は複座機プハッチを計測のため組み立てます。
各動翼に設定された参照点の操舵量を測定しています。
無事に予定通りの作業を終え、耐空検査に臨みます。天候が怪しかったのですが、翌週も天候不順の予報だったため、降雨状況を確認しながら午後集合で機体を準備しました。
結果、本日2機とも滞空検査員の確認フライトを経て無事に合格することができました。また次の1年もこれらの機体で安全にフライトをしていきたいと思います。

以上、管理者Tomでした。