全国グライダークラブミーティングに参加するため、10/13(土)~14(日)の日程で九州の久住を訪ねました。

自販機で買ったミネラルウォーターは、見慣れた「南アルプスの天然水」ではなく「阿蘇の天然水」。

各地から集まったグライダークラブの方々と、共通の課題や手持ちのアイデア・実績について意見や情報交換を行いました。各クラブとも様々な立場の中でいろいろな工夫をしてクラブの活動を維持して盛り上げる努力をしており、当管理人も強く刺激を受けました。他のクラブに負けないよう、遠州グライダークラブも頑張っていこうと思います。

その後、場所を久住滑空場へ移し、滑空場見学と体験搭乗をさせていただきました。


久住滑空場にはいろいろな面白い装備やアイデア機材があり、とても興味深く拝見させていただきました。たとえば、この巨大なトレーラーはASK13用のもの。今まで見たトレーラーの中で最大の背の高さです。

こちらは、左がPW-5用トレーラーで、右がそれをかさ上げして作られたKa-8用トレーラー。それだけでも驚愕ですが、さらに、これらを含むすべてのトレーラーのカプラーは自作の台を使って固定されており、なんとカプラーにはめるヒッチボールも溶接と削りで自作(!)したものだそうです。

こちらはウインチのドラム。ダイニーマ索のための鉄製ドラムで、さらにディスクブレーキが装備されています。これは大変参考になりました。

そして巡り合ったのが、当管理人が学生の頃乗っていたASK13、JA2346。残念ながら羽布修理中ということでバラされたままでしたが、本当に久しぶりに会えました。ちなみに、載せられていたオープンタイプのトレーラーも、20年以上前に浜北でASK13(JA2299)を載せるために製作され、2010年に機体を手放すときに一緒に旅立っていったトレーラーでした。それがこちらに来ていることは事前に全く知らなかったので、うれしいびっくりでした。

帰り道は阿蘇のカルデラ沿いに熊本空港まで移動しましたが、山並みに全周を囲まれた中に田園が広がる不思議な光景でした。

今回はNPO九州グライダースポーツ連盟の方々が世話役となってくださり、おかげさまで大変有意義な時間を過ごすことができました。誠にありがとうございました。

以上、サイト管理者Tomでした。