今日は11月とは思えない暖かい日で、穏やかな日差しのなか好条件を楽しむことができました。

もうそろそろ遠州のからっ風(この地方独特の西からの強風)が吹き荒れる冬が訪れますが、今日は西高東低気味ではあるものの等圧線の間隔は非常に広く、朝は弱い北風に留まりました。

さらに、気温が上がるに従い海風が入ってきて弱い南風になり、11時前には南向き発航のウインチ曳航の離脱高度はそこそこ取れる上に、滑空場近傍には上昇気流が散在するという状態になっていました。

下の写真は、本日プハッチに搭乗しお昼休み返上でフライトを楽しんだクラブ員Mさん。決して強い上昇気流ではないものの、丁寧な操縦でそれらを余すことなく拾い続け、51分の滞空でした。

二俣の町の上空で転車台(機関車の向きを変える大きな転回装置)の写真も撮ったのですが、残念ながらキャノピーの枠にピントが合ってしまいピンボケ(涙)。

他にも、ASW28のほうでも最長で2時間7分のフライトがあるなど、日照時間の関係で活動時間が短いのにも関わらず結構な稼働率で機体を運航できました。

そんな中、当ウェブサイトを見て東京から訪問してくれたグライダー経験者Aさん。せっかく遠路はるばる浜北滑空場に遊びに来てくださったので、当方のフライトに同乗し浜北の空を楽しんでもらいました。たった6分で申し訳なかったですが、遠く浜松駅前のあたりに見えるアクトタワーや、南西に広がる浜名湖、そして日が差し込む遠州灘などを見てもらうことができたと思います(これを読んでおられたら、コメントをいただけると嬉しいです。)

結局、最終フライトは16時以降の着陸となり、日没と闘いながらの撤収作業となりましたが、厳しい冬の訪れを前にそこそこ楽しめる一日でした。

サイト管理者Tomでした。