今週末は日曜日に教官の都合がつかないことから、土曜日に集まる方向で出欠を取っていました。

何とか機体を取りまわすことができそうな人数が集まったうえ、天気予報も土曜の夜から日曜にかけて雨の予報。滞空したいとかいう贅沢はこの際無視し、貴重な離着陸練習をするため張り切って本日複座機を引っ張り出しました。

本当は単座機W28も出して上級者のほうも着陸操作のシビアな機体での練習をしたかったのですが、予報はだんだん悪い方向に変わっており西から雨域が迫ってきていることが分かっていたので、撤収で手が足りなくならないよう出動はこらえます。

曇天の下、最初の数発は弱い上昇気流に巡り合うことができました。高度700ft(210m)くらいまで粘るのですが、一緒に旋回するトンビは上がれてもグライダーのほうはじわじわと降下して、延長料金なしの8分。その上昇気流もほどなくすっかり弱まってしまい、みんなきっちり5分で降りてきてしまいます。

ただ、発航の効率は良く、昼までには参加者の搭乗順が1巡。勢いづいて2巡目に突入したところで、とうとう雨がぱらついてきてしまいました…。

雨雲レーダーや観天望気を駆使して希望的見通しを探りますが、どうやってもその先は雨がずっと降ることになりそうなため、撤収を決断しました。

写真は、昼からの参加予定を表明していたクラブ員Tさん。ちょうど撤収作業を始めたときに到着し、うなだれています(到着のタイミングは事実ですが、これはヤラセ写真)。

もうしばらくは梅雨空が続きそうですが、心を強く持っていきたいと思います。

サイト管理者 Tomでした。