今週末も最高気温32度の真夏日の中、フライトを行いました。

先日のウインチ不具合の結果、交換部品が届くまで2つあるドラムのうち1つだけで運航することになったため、曳航索は1本ずつ曳いてくるしかありません。気象条件的には滞空も見込めるため、参加人数は少なかったのですが複座機と単座機の両方を組み立てました。

下の動画は離陸していく当クラブの単座機、ASW28です。搭乗者はベテランクラブ員Yさん。さすが安定した上昇です。
※グライダーには普通は中央部分にしか車輪が無いため(重量軽減のためです)、離陸時には速度がついて舵が効くようになるまで翼端を持ってダッシュする人が必要です。

下の写真は発航点まで車で引き戻される複座機プハッチ。とにかく暑いので、手押しはできるだけ避けて車で引っ張ります。

下の写真はこの日一発目のフライトをするクラブ員Kさん(高校生)。フライトの回数を重ね、仕草がだいぶパイロットのそれっぽくなってきました。

そしてM会長に後席から指導されつつ離陸していきます。どの程度が自分の操縦なのでしょうか(複座機にはまったく同じ操縦装置が前後席に備えられていて、いつでも操縦を交代したり「一緒に」操縦したりすることができます)。

下の写真はクラブ員Sさん。ブランク期間を経て、最近復帰されました。さすがに安定した操縦です。

日中の湿度はそれほど上昇せず、とても遠くまで見渡すことができました。下の写真は遠州灘に流れていく天竜川で、よく見ると浜松駅前のアクトタワーもちゃんと写っています。

複座機プハッチは最長のフライトでも10分と振るいませんでしたが、単座機ASW28は30分以上の滞空もあり、曳航索が1本しかないにも関わらず非常に効率的に運航することができました。結局、本日参加したクラブ員全員の搭乗順が2順し、撤収となりました。

皆さん、暑い中大変お疲れ様でした。

サイト管理者 Tomでした。