今週末の土日は、浜松でグライダークラブミーティングが開催されました。

これは、全国のグライダークラブ及び団体が一堂に会し、それぞれの抱える課題やそれを解決するためのアイデアを紹介し、これを共有して全体のレベルアップを図るという取り組みです。
日本滑空協会の開催案内

開催地は毎年異なるのですが、第7回となる今回は中部日本航空連盟が幹事を仰せつかったので、静岡支部のある浜松での開催となりました。

集まったのは、全国14のクラブ・滑空団体の代表者の皆さん。

こちらの写真は、発起人であるSATA(公益社団法人 滝川スカイスポーツ振興協会)の日口さん。

冒頭に、中部日本航空連盟本部 富田事務局長よりご挨拶をいただきました。

各団体共通の課題もあれば、変わった困りごとや参考になる事例紹介などを聞くことができ、とても有意義なミーティングでした。

土曜日の1日目を終え、浜松のシンボル、アクトタワーのふもとで懇親会です。北は北海道から南は九州まで、各地からおいでいただいた皆さんと交流することができました。

ミーティング本体では聞けない本音トークも、共通の課題や夢を持った仲間同士なので大変盛り上がります。

続く日曜日は、前日に抽出した課題を個別テーマに設定して改めて討議を行い、意見や情報の交換を行いました。特に、事故・ヒヤリハットや、関東甲信越から東北にかけて被害をもたらした台風による冠水で堆積した泥の処置についてのノウハウなど、共有することで価値が何倍にもなる情報が満載の濃い時間を過ごすことができました。

お昼ご飯は、遠州灘しらす弁当をいただきました。浜松らしい海の幸を味わっていただけたと思います。

その後、希望者の方々は浜北滑空場に移動し、ヤマハソアリングクラブと遠州グライダークラブの機体に乗っていただきました。天竜川を抱えて山と平地の境目にある滑空場の様子を、体感していただけたと思います。

本日の日没は冬至も迫っており16:55と大変早い時間でした。しかし、曇り空にもかかわらず風の変わり目で滞空フライトがあるなどやきもきしたものの、無事に希望者全員に乗っていただくことができました。

が、家に帰るまでが旅行です。出席者の皆様の無事のご帰着をもって初めて今回のクラブミーティングを完了したと言いたいと思います。

※他の参加団体のサイトも、記事がアップされ次第以下にリンクを貼っておきます。
岡崎飛行クラブ(中部日本航空連盟愛知支部)
日本滑空協会

サイト管理者 Tomでした。