本日は昨日にも増してよい条件で、滞空だらけの一日でした。

朝から気温がぐんぐん上昇するなか、テキパキと機体の準備を行います。こちらの写真で翼端を持っているのはクラブ員Aさん。

こちらの写真は主翼の固有振動数を測定する高校生クラブ員K君。なかなかうまく振動させられずに何度かやり直していましたが、コツをつかんでうまく測れるようになりました。(主翼に損傷があると固有振動数が大きくなるので、どこに損傷があるかは特定できませんが損傷の有無を確認することができます。)

こちらは、ウインチ側でウインドソックを設置するクラブ員Yさん。青々とした空にウインドソックの橙白が映えますね。

空に上がってみると、早い時間からなかなかの好条件。上昇気流のトップは3000ft弱ですが、これは夏場で上空があまり冷えていないので仕方がありません。

眼下に見えるのは新東名高速道路と天竜川。夏場特有の白っぽい空ですが、昨日よりはかなり視程が良く、遠くまで見通すことができます。

滑走路のすぐ北側から見下ろして天竜川を撮ってみます。滑走路(新東名の橋の手前、川の右岸に見える明るい色の長方形)の対岸の中州が今回の増水で大きく成長したようで、川が大きく滑走路寄りに流れを変えたようです。おかげで滑走路のギリギリまで水面が来てしまいました。

複座機プハッチに単座で搭乗するクラブ員Sさん。この後30分以上も滞空し、船明ダムや豊岡のゴルフ場を空から訪問したそうです。

トップのアイキャッチ画像のクラブ員Kさんは、単座機ASW28に搭乗。H主任教官に翼端を保持されながら、夕方に離陸していきました。

上空にクラウドストリートができる中、上昇していくクラブ員Kさん。

16時半ごろの離陸でしたが、上空はまだまだ好条件が続いており、撤収時刻を延長しました。最後の着陸が17:31で、1時間以上のビッグフライトでした。

結局、飛行時間合計は複座機プハッチが4時間29分、単座機ASW28が5時間45分となり、2機の合計で10時間13分でした。とても一日分のフライトとは思えない時間でした。

サイト管理者Tomでした。