今日は、横風強風のためノーフライトとなり、ウインチの整備を行いました。

作用内容は、整備というよりは改造。これまで12Vの電動ファンでグライダーを曳航するウインチの冷却水のラジエータを冷やしていたのですが、ファンを2連にしてもまだ不足でした。暑い日に連続で曳航すると冷却が間に合わないこともあり、これまでは発電機を使って駆動する100Vの強力なファンを担ぎ上げて装着していたのです。

今回、さらにファンを大径化し、それを常時取付けにすることで常に安定してエンジンを冷却できるようにしてみました。

下の写真は、大径過ぎてウインチのカバーと干渉するため、邪魔な部分をカットするヤマハソアリングクラブのMさん。ウインチ整備の時にはいつも来てくれます。

続いて、ファンを取り付けるための穴あけ。万一にもラジエータに穴をあけてしまわないよう、クラブ員Mさんが板でガードしています。

そしてフィッテイング。こうしてみるとかなり大きなファンということが分かります。近年は夏場本当にここは日本かというくらい暑いので、ウインチの設計想定を超える温度条件で運用しているという事なのでしょう。

そして試運転。いかにもよく冷えそうな感じです。これでいくら連続で曳航しようがびくともしませんね。

同時に、若干の圧力漏れがみられる曳航用ドラムの停止用ブレーキを取り外しました。しばらくはもう一方のドラムだけで片肺運用し、その間に現物合わせで交換用部品を手配します。

実は、サイト管理者Tomは別なことをしており、まるで自分がやったかのように書いておりますがすべて伝聞です(汗)。皆さん、お疲れさまでした。

サイト管理者Tomでした。