今年のGWは、飛騨エアパークに単座機ASW28を持ち込みました。

往路は交通量の少ない深夜に移動し、途中ひるがの高原SAで休憩。とにかく車体が長いので、ドキドキしながら運転していました。目的地ICの飛騨清見まで上り坂が急でしたが、クルーズコントロールのおかげで楽ができました。
機体の運搬を終えたら、現地のクラブの会員でもあるM会長の操縦するモーターグライダーに同乗させてもらい、グライダーでの山岳滑翔の下見も兼ねたジョイフライトを楽しみました。
まずは北の富山空港までひとっ飛び。離陸して30分くらいで着いてしまいました。空路だと近いですね。画面中央やや左の川沿い(川の手前)に富山空港が見え、右奥には日本海が広がっています。
そこから山岳地帯へ行き、山並みに沿って南下します。こちらは槍ヶ岳。頂上のすぐ左下が小槍。ここでアルペン踊りを踊るのはちょっと難しそうです。
さらに南下していきます。手前に焼岳(山頂に雲がかかっています)、その奥に乗鞍連峰、さらにその奥に御嶽山が見えます。
乗鞍連峰の北側に位置し、特徴的な形をした四ッ岳のアップです。寒そうですね。ここで西に舵を切り、飛騨エアパークに帰投しました。
そして翌日。準会員Kさんが、初めての飛行機曳航&初めての飛騨エアパークでのフライトに出発します。機体は以前に岡崎で乗せてもらった事の有る愛知支部のDuoDiscus。
この後、岡崎のS教官と一緒に1時間以上のフライトを楽しんでいました。
そのころ地上では、管理人Tomはピスト(発航指揮所)業務を行っていました。
さらに翌日、岐阜支部のTwin2 Acroの教官がジョイフライトする間のピンチヒッターとして、管理人Tomも後席に収まりました。そして偶然にもクラブ員Kさんの発航の時の後席も務めることに。経験2発目の飛行機曳航練習に取り組んでもらいました。若いからか、1回の曳航(6~7分)の間でもどんどん上手くなりますね。
持ち込んだ単座機、W28は、キャノピーカバーをかけられエプロンでお留守番。右奥に乗鞍連峰の一部、左奥に笠ヶ岳が見えますね。この後、管理人Tomはこの機体での飛騨慣熟と称して2時間弱のフライトを楽しみました。
さらにさらに翌日、発航直前のコックピットからパチリ。飛騨エアパークは滑走路が舗装されていて、きれいですね。フライトプランは乗鞍ー御嶽山と強気の計画でファイル済みです。
残念ながら乗鞍連峰すらたどり着けませんでしたが、2時間半ほどのフライトを楽しみました。この写真は、その合間に乗鞍青年の家あたりから飛騨エアパークの方向を撮ったもの。ずっと左奥の方にうっすら見えるのは白山連峰でしょうか。
滑走路近くまで帰投したものの、マージン以上に高度が余ったので高度処理をしながら高山市街をパチリ。楽しいフライトでした。

飛騨エアパークは北アルプスに程よい近さで、サーマルリフト(熱上昇風)もリッジリフト(斜面上昇風)も両方楽しむことができる素晴らしいロケーションです。今後も遠征を繰り返し、EGCの活動の幅を広げたいですね。

以上、管理者Tomでした。