今日はそんなに期待していなかったのですが、蓋を開けてみたらかなりの好条件でした。

アイキャッチ画像は、本日見学に見えたHさん。なんと千葉県からの訪問です。クラブ員Sさんと一緒に浜北の空を楽しんでもらうことができました。

こちらの前席は、ヤマハソアリングクラブから外人参加のHさん。丁寧な操縦で上手く上昇気流に取り着きました。昇降計(左側から2番目の計器)が+2m/sを指していますね。
その後、浜松基地と無線で交信して他の航空機が居ないことを確認しつつ、3500ft(1050m)まで上昇して森町の方まで足を延ばしました。振り返ると、天竜川沿いの滑空場が小さく見えました。
そして今度は北に足を延ばし、船明ダムを目視確認。とにかく上昇気流が強く、降りてこいと言われなければいつまでも飛んでいられる状態でした。むしろ、降りるためには上昇気流の無いエリアを探してそこにとどまらなければならない感じ。
こちらは単座機ASW28のコックピットから。さすがに単座機でサーマル(熱上昇風)旋回中に写真を撮る余裕はないので、水平飛行中です。右端の高度計の針が3500ft(1050m)を指していますね。
行く手に見えるのは森町市街。太田川沿いのわずかな平地に家々がぎっしり詰まっています。
高度が高いので、普段のフライトでは地形に隠れて見えない浜名湖を画面右側に見ることができますね。
滞空している間に背風成分が入ってきたため、離陸とは逆向きの北向きに着陸して撤収しました。グライダーはこのように機体を専用のトレーラーに分解収納します。

今日も一日皆さんお疲れさまでした。

以上、管理者Tomでした。